ひまわりのたね通信

可児駅前開発

可児駅東地区 第3期都市再生整備計画事業の説明が17日の建設市民委員会で行われました。この問題につては私自身、何度も一般質問で取り上げ、可児駅前線整備、東西自由通路設置、JR可児駅のバリアフリー化、拠点施設のあり方などについて議論してきましたが、今回は、おおよその形が見えてきました。

 一つ目は東西自由通路とJR可児駅のバリアフリー化が計画に入ったことです。これにより地下道と駅北の今広踏切は閉鎖となりますが、自転車も利用できるエレベーターなどの設置により対応し、JRとの協定もあることから危険な踏切を閉鎖することとなります。

 二つ目は駅前広場の整備と「子育て・健康・賑わい」空間の創出です。駅前に子育て機能を集中させ賑わいを創出する考えですが、この件はこれから議論を進めて行くことになります。駅前開発を生かす意味でも何らかの公共投資は必要です。それがどのような形になることがベストの選択かは、今後の議会での議論に期待したいと思いますが、先ずは市民の声に耳を傾けることが大切です。
 また、可児警察署からは、駅前交番の設置についても検討してもらいたいとの申し出もあることから、今後土地確保など検討していくこととなります。

 三つ目は可児駅前線整備です。順調に整備は進んでいますが、可児金山線交差点整備をどのように進めるのか課題も残っています。地元の広見地区においては、まちづくりにおいて、この道路をどのように生かしていくかを考えなくてはなりません。広見地内の交通規制を含めて議論をしていくことになります。

 可児市の中心市街地のあり方を考える絶好の機会となりました。少子高齢化問題も重大ですが、一番の問題は絶対的に人口が減少するという現実です。これからの時代は広域行政を考えつつ、一方では都市間競争、地域間競争に打ち勝つ政策が必要となってきます。都市部への人口集中、若い世代(大学など)の大都市回帰、リニア開通による地域格差(品川までの到着時間が白川町や下呂市より遅くなる可能性が出でくる)など、可児市を取り巻く環境は決していいものとは言えません。未来を見据えた的確な政策施策を実行することが最も重要な岐路にある数年となってきました。

       

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