リニア中央新幹線環境影響評価準備書に対する沿線自治体からの意見聴取は、各市町村からの意見提出が終了し、今月25日までに県が意見を提出する段階にきています。市としての意見は、はっきりと主張してきていますが、あくまでも市レベルの意見であり、その意見を踏まえて県がどのような意見を提出するかは分かりません。
そのあたりを現在慎重に進めている所ですが、今朝の岐阜新聞のようにJRと地元両者の対立を煽るような報道には頭が痛いところです。リニア計画自体を推進する経済界や反対する側に少なからず影響を与えます。
可児市も議会もリニア計画に反対しているわけではありません。文化的価値が高い大萱の地を保全するために市としての意見を述べているだけであり、両者がWIN-WINの結果に繋げるよう議論を進めているところです。このような報道が波紋を広げることは必至で、マスコミ各社は静かに見守ってもらいたいものです。
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