ひまわりのたね通信

5月昇ゼミにて

 新しい4年生とのゼミ2回目、先ずは時事問題でウクライナと中国について意見交換をしました。
 
 今回のクリミア半島のロシアへの編入について意見を求められ・・・・「クリミアでの住民投票によってロシアへの編入が決まったが、これについて地方政府が国家の領土について住民投票により決定できる権限はない。中央政府からみれば容認できるはずもないし明らかに違法行為だと思う」と発言しました。

 先生からは「領土問題は中央政府マターである。国と認められる3要素は領土・国民・主権であるが、もう一つ必要な事項は他の国(国際社会)が認めることだ。国が独立するためには国際社会を味方につける必要がある。国際社会は国単位であり、国連は一部事務組合や広域連合と同じでその権限はない」と発言され「民主主義は正しいことを決めているわけではない、間違った選択をしそれを歴史が検証する場合も多々ある」と付け加えられました。ロシアと中国には要注意です。

 その後自治体議会学 議会改革実践手法についてレポート報告があり、議員と学生とでディスカッションをしました。
 
 6年目に入った可児市議会昇ゼミも大学が平成29年に移転することとなったため、その後の存続が危ぶまれますが、先生から「移転後も名古屋と可児で一月ごと交互の場所で開催しよう」との提案がありました。先生のご配慮に感激しました。

       

       

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