ひまわりのたね通信

議会は終わったけれど活発な活動を

 昨日は可児市PTA連合会の研究大会と可児市防災の会設立総会、夜は体育連盟の臨時理事会に出席しました。
 防災士44名でスタートすることになった防災の会は、自治会が運営する自主防災組織や教育機関などでの講話や研修での活躍が期待されます。また、防災の専門家として市内のトップリーダーとしても頼もしい存在となると思われます。

 体育連盟では中学校の部活動などでの指導者不足を補うため、指導者リーダーバンクの設立を検討しています。こちらの方も大きな期待がかかります。体連改革を進めて来た成果が、ハーフマラソンへ大会への挑戦やリーダーバンクの取り組みに現れてきました。

 7月12日の可児高校地域課題解決型キャリア教育支援事業「可児市議会地域課題懇談会」の準備も着々と進んでいます。改めて2月の新聞記事を確認すると全ては高校生からの意見書から始まっています。意見書の意義は深いものがあります。 


可児高校生からの意見書

 1年間を通じて地域の課題を考えながら自身の将来像を描くキャリア教育「エンリッチプロジェクト」に参加してきた可児高校(可児市坂戸)の生徒が10日、市議会に活動の成果を報告した。生徒はプロジェクトを通じて大人と積極的に関わる大切さを学び、市議会に「多世代が地域の課題などについて話し合える『場』をつくってほしい」という意見書を提出した。

 プロジェクトは、先進的な教育プロジェクトを推進する県の「県立高校改革リーディングプロジェクト推進事業」の一環で、同校が本年度から始めた独自の取り組み。幅広い職種の社会人と地域の課題を模索し解決策を考えることで、将来のキャリア像を明確にしてほしいと実施された。

 希望する生徒らは昨年6月から、少子高齢化に関する聴講や可児川の環境調査、地域医療についての意見交換会など計8回活動し、広い視野と高い専門性を身に付けてきた。

 この日は市議会議場で「可児高校臨時会」が開かれ、冨田成輝市長や市議らが執行部側、高校生24人が議員側で出席した。川上文浩10件市議会議長の進行で市議役の生徒が活動を報告。2年生深野陽菜さん(17)は「プロジェクトで若い世代が大人や地域課題に関わることの重要性を学んだ」として、医療福祉や介護などについて大人や中高生が話し合える「場」を作ってほしいと意見書を発案、全会一致で可決された。

 続いて生徒は川上議長を訪れ、実際に市議会に意見書を提出した。深野さんは「自分は保健師になりたいが、プロジェクトで知り合った大人の方の助言をもらって夢への道筋がはっきりした。貴重な経験になった。こうした機会をもっと広めたいと思った」と語り、川上議長は「高校生からの意見書は珍しく、大変重要だと思う。市議会が責任を持って市などと掛け合い、生徒の皆さんが要望する『場』を作りたい」と話していた。

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