利用者数減に歯止めが、かからない状況が続いている新可児-御嵩間。平成25年度は7,300人の減となり、今年度の4月・5月もそれぞれ93.8%、97.1%となっており、活性化協議会の努力とは裏腹に毎年減り続けています。
今年度は可児市、御嵩町の全域を対象に無作為抽出によるアンケートを実施し、住民の意識調査を行うことが決まりましたが、この地域での利用者が減り続けている以上、存続には黄色信号が点灯した状態です。
また今後、路線を維持するための大幅な改修費が必要となることが予想され、厳しい判断を迫られることは間違いないようです。
名鉄、御嵩町、可児市の三者がより強固な信頼関係を構築し、存続のための柔軟な姿勢をお互いが見せることによって、何らかの解決の糸口が見えてくるのではないかと思います。可児市としても新可児-御嵩間と合わせて、新可児-犬山間の利用者減の現状をどう打破するかを考えなければいけません。事業者を批判するのではなく共に知恵を出し、汗を流すことが必要です。
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