ひまわりのたね通信

「良質」の議員選出を

 土・日と台風の影響で各地での行事は壊滅的に中止となり、少し余裕のある週末となりました。市内では大きな災害とならず一安心ですが、全国各地で被災された皆さんにお見舞い申し上げます。

 さて、8月9日(土)の岐阜新聞の現論で、片山善博氏が「良質」の議員選出を、と題して相次ぐ地方議員の不祥事について述べられています。
 東京都議会での野次事件、野々村県議の政務活動費使途疑惑、北海道議の機内で酔っての暴言、神奈川県議の危険ドラッグ使用問題、千葉県議の飲酒事故問題、等々、それぞれの議員だけではなく地方議会自体あまり評判がよくない。その原因の一つに「口利き」があることを指摘しています。口利きが仕事だと勘違いしている議員は、その行為によって有権者の支持をつないでいる。との実態に対し疑問を投げかけています。
地域利害の調整も議員の仕事ではあるけれど、本来議員は市全体を代表していることを忘れてはいけないのではないでしょうか。

 片山氏によると出来の悪い議員を選ぶのも有権者なら、良質の議員を選ぶのも有権者にほかならない。この際、有権者は地方議会にもっと関心を持ち、一人でも多く、良質の議員を選ぶよう心掛けたいものだ。と締めくくっています。
議会は、その判断を市民がし易くするためにも、議会の見える化を推進しなければなりません。地方議会でも特に都道府県議会や政令市の議会等、大きな議会で情報公開が停滞しています。大きな問題は、その大きな議会が多額の報酬、多額の政務活動費、費用弁償を使う権利を有していることです。議会(議長)と事務局でチエックしきれない額の政務活動費などは、支給すべきではありません。議長や議会の責任を明確に示すことが不正をなくす第一歩ではないでしょうか。

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