昨日、広見地内で高齢者が運転する車が中学生を次々と撥ねる事故が発生しました。老齢者の移動を確保するために自家用車は必需品だと思いますが、危険な運転する高齢者ドライバーを目撃することはよくあることで、その対策をどのように進めるか大きな地域課題です。
最近の視察対応のおりに必ず話をするのが高齢者の地方移住(移転)です。「この政策に地方議員が怒らずして誰が怒るのか、国へ物申す地方議会へ転換しなければ地方の未来はない」と訴えています
国が検討をしている日本版CCRC構想が目指すものは、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域づくり」を目指すものである。本構想の意義としては、?高齢者の希望の実現、?地方へのひとの流れの推進、?東京圏の高齢化問題への対応、の3つの点があげられる。としています。
日本版CCRC構想については、今回提示した素案に対する各界の意見や地方の動向等を踏まえ、中間報告に向けて更に検討を加えることとする。残された主要課題としては、政策支援の在り方があげられる。日本版CCRC構想を推進する観点から、現行の補助金や税制優遇、関連制度のほかに、更なる支援策の在り方(地方創生特区、新型交付金、制度改正、移住・住み替え支援策等)についても、検討を進めることとしたい。
CCRC構想の検討を進めることは勝手だが、新交付金などの補助金ではなく税制度を改正し権限・財源・人間の地方移譲を進めたうえで検討を進めてもらいたいものです。高齢者を引き受けたらそれなりの補助金をやるけれど、そうでない自治体へは補助金をカットしてやる。国の役人が考えそうな制度です。地域課題解決型キャリア教育にその答えがあるような気がします。
この記事へのコメントはありません。