トランプ氏の勝利は、米国ではそれほどの驚きではなかったようで、市場の反応も限定的、逆にニューヨークでは株価が上昇し円安へ移行しました。私の周りの人は誰もが「まさか・・・」と言っている現状と米国内では反応が違うようです。とは言え、数々の暴言や無茶な発言をしてきた新大統領に対する不安は拭えないのは私だけではないと思います。ヒラリー候補は、核兵器を発射する権限を託すには不適格だと批判する。サンディエゴで行った演説では、「トランプ氏の指を核のボタンの近くに置いていいのか」と聴衆に問いかけたように、ほんとにこの人で大丈夫なの?と言う疑問を払拭してくれるのはいつの日になるのでしょうか。イギリス、ロシア、中国、米国の動向と揺れ動く韓国、これに乗じた北朝鮮の動きも心配されます。世界情勢が不安定になってきているように感じますが、東アジアにおける日本の役割は大きくなりつつあることだけは確かです。従来のようにコロコロと首相が変わる不安定な政治状況でないことが救いですが、安倍政権が暴走しないようにコントロールすることも大切です。
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