報道によると。
「小池知事は25日の定例記者会見で、都議会各会派の要望を受けて決める「復活予算案」を、来年度の予算編成から廃止すると発表した。復活予算案は都の慣例で、200億円規模。今後は希望する会派からヒアリングをすると同時に、業界団体などからの要望も聴取し予算案を作成するという。
財務局によると、これまでの予算編成は事前に各会派から要望を聞いて原案を作成。その後、原案から漏れた項目について各会派から復活の要望を聞き、最終的な予算案を完成させていた。復活予算案は、各会派が業界団体や支持団体などから意見を聞いて要望するケースが多かったという。」
まさしく悪しき慣例の「政党復活予算」。どこぞの県議会でも復活予算枠を設けて県議会議員に手柄を取らせる悪しき慣例が未だに続いています。当初予算からわざわざ抜いておいて、議員や会派の要望で復活したかのように見せかける場合も多々あると以前聞いたことがあります。「地方議会は学芸会」と揶揄されるところはここにもあるわけです。県民や都民に必要な予算であるならば、議会内で十分議論して予算の修正案を出すのが当たりまえで、執行部と談合した上で議員や会派の手柄取り(票集めのため)にまったく理解に苦しむ方法で予算を確保しているさまは滑稽の何ものでもありません。都道府県議会議員の皆さんは相当暇を持て余しているようですね。
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