ひまわりのたね通信

高校生議会 設問2

 設問の二つ目は子育て。企画会議で絞り込んだ内容から、可児市の現状を踏まえて設問を決めました。

子育て
○駅前拠点施設の活用方法        ・「子育てしやすい」ってどういう                      こと。
○子育て世代の働く場所づくり      ・子育てするならどこがいいか。
○子育て世代と若者の交流の場づくり   ・子育て支援に何を望むか。
○子育て世代の定住化          ・子育て中に働きたいと思うか。

設問の背景及び現状
少子化、核家族化、地域のつながりの希薄化などの影響により、子育て家庭が孤立し、子育てに悩む・疲れる親が増えていることが全国的な問題となっており、地域・社会のみんなで子育て家庭を応援し、支えていくことが求められています。
そこで、可児市では、「子育て世代の安心づくり」を実現するため、重点的な取り組みとして” マイナス10カ月から つなぐ まなぶ かかわる 子育て ”を進めています。(別添資料参照)
この取り組みは、子育ては子どもが生まれてから始まるのではなく、お腹の中に宿ったとき(マイナス10カ月)からすでに始まっていることに重点を置き、そのときから子どもと子育て家庭が地域・社会とつながり、子育ての大切さを学び、みんなで子育てに関わっていくというものです。
 しかし、妊娠期や小さな子どもを抱えて悩む方が多い中、相談支援などのサポートも実施していますが、現状は悩みがあってもわざわざ出かけてまでは参加されないという方も多く、今後はこうした方のサポートを考えていく必要があるなどの課題もあります。
また、医療費や高校・大学の授業料(給付型奨学金も含め)など高校生以上を対象とした助成制度や新城市が行う若者総合政策のような取り組みはありません。
 
設問
このような状況の中、新年度から新たに子育てにかかる取り組みを充実することになりました。しかし、予算の都合上、これまで行ってきた“マイナス10カ月から つなぐ まなぶ かかわる 子育て”の内容をさらに充実させるのか、高校生など若者への支援として新たな取り組み(金銭的な支援や若い世代が活躍するための支援)を行うか、どちらかを選択しなければなりません。
皆さんはどちらを希望しますか。

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