今日開催の高校生議会の準備も万全です。さすが可児市議会の事務局は頼りになります。視察に来る議会からよく関心がられるのは「たった6人の事務局員でこれだけの事業をこなすのは大変じゃないですか?うちの議会は16人も職員がいるのに・・・・」「とても優秀な職員ばかりで甘えっぱなしです。6人じゃなくて6+1です。この+1の力もとても大きいですよ」
昨日から富山チューリップTVの密着取材を受けています。兵庫県加東市議会の視察対応に羽島市議会へ赴いての議会改革の研修講師等、移動中の車の助手席にはカメラを構えた記者を乗せてインタビューを受けながらの運転で、勝手が違って少々焦りながらの移動となりました。今日も密着取材は続きます。
豊洲問題で大揺れの東京都議会、元知事の参考人招致や100条調査件の行使など議会対応がされています。当然の行動だと思いますが、元々執行部案を議会にて議決している訳で。議決した都議会の議決説明責任を果たすことが最優先ではないでしょうか。問題があるのならその時点で参考人招致や100条調査件を行使するべきで、議決責任は棚に上げ執行部ばかり攻める都議会に大きな違和感を感じます。都議会は自らの議決責任を果たすべきです。
以下は2010年の豊洲関連予算審議の記事です。
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都議会予算特別委員会は28日未明、築地市場の移転関連経費の扱いで対立していた中央卸売市場会計予算案に付帯決議を付けて、民主、自民、公明の賛成多数で可決した。民主党は、豊洲新市場予定地の用地取得費1260億円を削除する修正案を準備していたが、提案を見送り、原案可決に回った。同党の大沢昇幹事長は「修正案と同等の意味合いを持つ付帯決議がまとまり、我々の要求が盛り込まれた」と語った。しかし、会派内からは「都が現在地再整備をフェアに検討してくれるのか」と懸念する声も聞かれた。
【付帯決議】
築地市場の老朽化を踏まえると、早期の新市場の開場が必要であるが、これを実現するためには、なお解決すべき課題が多いことから、予算の執行に当たっては、以下の諸点に留意すること。
1、議会として現在地再整備の可能性について、大方の事業者の合意形成に向け検討し、一定期間内に検討結果をまとめるものとする。知事は議会における検討結果を尊重すること。
2、土壌汚染対策について、効果確認実験結果を科学的に検証し有効性を確認するとともに、継続的にオープンな形で検証し、無害化された安全な状態での開場を可能とすること。
3、知事は、市場事業者それぞれの置かれている状況及び意見などを聴取し、合意形成など「新市場整備」が直面しているさまざまな状況を打開するための有効な方策を検討すること。
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議会が機能不全だとこのようにやりっぱなしとなってしまいます。
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