ダイセキ環境ソリューションは「当社は土壌汚染対策に関する業務を自社で行うワンストップソリューションカンパニー。対応の速さ、価格の優位性、情報漏洩防止、全国対応のネットワーク、実績に基づく高い技術力で環境問題に取り組んでいます」という会社です。可児市二野の工業団地に隣接するセイコークロック跡地を昨年3月31日に売買契約が成立したものです。この会社は二野工業団地内での工場開設を希望し申し込みをしましたが、製造業でないことや粉塵などの問題もあることから工業団地への進出を断られています。その理由が明らかであるにも係わらずその隣地を購入し工場を開設しようとするもので、工業団地内のNGKや甲山製作所、神田商会さんなどからすれば狐につままれた気分ではないかと推察されます。この会社の企業モラルを疑わざるを得ないような今回の工場進出に、何か特別な理由でもあるのか首を傾げたくなります。
今日は、建設市民委員会と有志議員、地元自治会の関係者でダイセキの名古屋工場と本社へ視察に出かけました。私の結論は「この工場は可児(二野地区)にはふさわしくない」です。汚染土処理工場では予想以上の騒音と粉塵で、臨海工業地帯にある名古屋工場では問題がなくとも二野では大問題です。拡声器を使っての説明など何も聞こえない状況です。明らかに環境は悪くなります。一部上場企業だと胸を張っていましたが、放射能(ウラン)のことも知らいない社員が説明員で、リニアの汚染土を扱うようでは「この会社大丈夫か?」と思われても仕方がないでしょう。私ははっきりと「可児市(二野)はあなたがた(ダイセキ)と心中するつもりはない。100%ウランが持ち込まれない対応をしてくれないと絶対反対をする」と宣言しました。民民の土地取引で県の許可があれば工場建設が始まりますが、何かしっくりきません。
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