ひまわりのたね通信

理解できない瑞浪市議会の口頭厳重注意

 昨日、「2人の市議が市の2017年度当初予算案を22日の発表前に自身の会員制交流サイト(SNS)に投稿していたことが20日、分かった。市議会は21日、両市議の処分を決める。両市議が投稿したのはいずれも20日。市は23日に市議会定例会が開会するのを前に、市議に議案を把握してもらうため20日に予算案の資料を渡していた。両市議は市議会事務局から求められ、投稿を削除した」との報道がありました。会派の議員たちと「何がダメなんだう。意味が分からないなぁ」などと話していましたが、今日の報道では両市議を議長が口頭厳重注意処分とし始末書の提出を求めた。とありました。「市が記者会見して発表する前のフライングは問題だ」と議長が発言されたそうですが、可児市議会では考えられないし、何をもって厳重注意するのか甚だ疑問です。議会基本条例とは正反対な行動に驚きます。
 瑞浪市議会では「市長提出議案及びその他関係書類は、招集日7日前(告示日)に配布するのが例である」と申し合わせています。この理由は可児市議会として考えるならば、議会運営委員会にて議案説明が行われるためで、この時点で議案は公開されます。議案の正式な配布は22日であっても、議会運営委員会は傍聴も可、全面公開なので議案は公開されたものと取り扱われます。いち早く市民に知ってもらい市民意見を聴取することは議員の使命です。議会としても広く市民意見を聴取することは当たり前なのですが、市の記者会見が優先とは驚きます。明らかに遅れている議会の姿がここに見られます。議会基本条例が機能していない事が手に取るように分かります。残念なことですね。議会が市民の方を見ないで市長側や記者の言い分に左右されることはおかしいです。

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