6年が経過した福島第一原発事故、6年前の4月12日の私のブログでは福一事故について疑念を抱いてることが書かれています。発災後1ヶ月が経過してもなお、政府と東電はメルトダウンを隠していました。菅総理と枝野幹事長、政府関係者と東電が嘘に嘘を重ねていた頃のブログは以下の通りです。
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春休みで3月が休みだったので、久しぶりの名城大学での昇ゼミでした。新年度となりゼミの学生さんも入れ替わり、新たなゼミメンバーでのスタートです。
今日の課題はまず東日本大震災からです。被災地の現状や国、地方自治体の体制などについて意見交換しました。
・市町村と県はしっかりとやっているが、国は迷走している。
・地方自治体間の連携がもっと必要。
・本来は政治が決定し行政を動かすべきだが、政府はそれが出来ていない。 菅 総理にその判断能力が欠けている。
・復興ビジョンを早急に示し、被災者が希望をもつような施策を早急に実行 す べき。
・国と地方自治体の役割を明確にし、情報の管理をしっかりと一元化すべ き。
・原発問題では、どこで判断しているかわからない、それぞれが言う事がバ ラ バラで何を信用していいのか不明、国民は混乱している。
・使途限定の国債を発行すべき(復興債)
・被災地は中核市規模の合併が必要では。
・市町村単位で復興を考え、生活再建を行う。
・高齢者社会の復興は、阪神地域のようにはいかない。
・・・・・・等々いろんな意見が出されました。
どちらにしても、今、政治の役割が問われています。
あくまで個人的に感じたことですが、今日の菅総理の記者会見では、全く気持ちが伝わって来ませんでした。併せて、政治家としての覚悟も決断も見えません。
これでは国民が落胆してしまう事はいたしかたなしです。安心するどころか不安や不信を膨らませることになりました。やはり菅総理では荷が重いのではないかと思わざるえません。
地震や津波は天災ですが、原発問題は人災に近いものがあるのではないでしょうか。国際的にも非難が集中しているのが現状です。
また週刊現代のパロディーを思い出しました・・・・
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「大丈夫?」っていうと
「大丈夫」っていう
「漏れてない?」っていうと
「漏れてない」っていう
「安全?」っていうと
「安全」って答える
そうして、あとで怖くなって
「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと
「ちょっと漏れてる」っていう
こだまでしょうか?
いいえ、枝野です
そしてもう一つ
「こころ」は見えないけれど
震災利用の「下心」は透けて見える
「思い」は見えないけれど
「思い上がり」は誰にもわかる
・・・・・スッカラ菅のことをちゃかしているのは、言うまでもない
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先輩が経営する(株)東岐運輸では、「昨年の災害でみんなにお世話になったお返し」として、行政や各種団体の要請に応じ、出来る限り支援物資を被災地に運送しています。
「会社が赤字だろうがなんだろうが全部うける」
先輩の力強い言葉です。この震災で運送業も工場の操業停止で仕事がない状態の中でのボランティア活動に頭が下がります。
明日の6時30分から、NHK岐阜ホットイブニングでその活動が紹介されますので是非見てください。
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何度も言いますが、このころはメルトダウンをひた隠しにしていました。メルトダウンを認めたのはこの一ヶ月後です。私は当時の菅政権は、戦後史上最低の政権だったと思います。
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