ひまわりのたね通信

青森市長が議長人事に介入!ありえない市長とそれをさせた議会

 なんとも間抜けな話ですが、青森市では市長が市議会議長の交代に関し、市長選挙で市長を応援した5つの会派に対し協定案を提示したと報道されました。議会が「何をすべきかを」考えず「誰がやるか、どこがやるか(会派)」のご都合主義がまかり通っている現状がここに見えてきます。議長選任の協定書を提案する市長など聞いたことがありませんし、あってはならないことですが、そこには青森市議会が日頃から市長との談合により青森市政を監視・評価していた実態があるからこそ、市長からこのような提案がなされるわけです。市長に対する問題よりも、このような提案をされる議会の体質の方がよほど問題となるのではないでしょうか。青森市の人口ビジョンでは、2060年には現在の30万人から13万8千人に減少。生産年齢人口も6万7千人と大幅な減少を予想しています。人口減少に歯止めがかからず地域産業も壊滅的な状況が見えてくるにもかかわらず、市長とのなれ合い地方政治からは何も生まれて来ないと思います。これは氷山の一角で、もっと悲惨な青森市議会の現状があるのではないかと思います。「怠け者の楽園」の一掃には気が遠くなるような時間が必要なのかも知れません。

      

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