アーラの衛館長の芸術選奨文部科学大臣賞受賞祝賀会が美濃加茂のシティーホテルで開催され、議会運営委員会委員長として招待されたので出席しました。劇場経営としては初の受賞ということで、岐阜県では昨年の岐阜県美術館日比野さん続いての受賞となります。松川岐阜県教育長をはじめ110名ほどが参加した祝賀会は盛況でした。衛館長からは何度も社会的包摂(Social inclusion)という言葉がでてきました。社会包摂の概念を一言で表せば「文化芸術に備わる特性を活かし、社会的に孤立や困難を抱えている人々に対して社会参加の機会を開き、社会的課題の緩和や解決に取り組む継続的活動のこと」です。詳細は衛館長のエッセイをご覧ください。最後の奥様のご挨拶も素晴らしいものでしたが、館長には今後も大きな期待をしています。議員就任当時は体育会系の自分は、文化事業が理解できず「アーラなんか民間に売ってしまった方がいいんじゃないか」と発言した記憶があります。確かに当時はアーラに行く機会は少なかったですが、近年は産業フェアーやJCの例会など経済界の催し物などで訪問する回数は激増しています。しかし、大規模改修を控えて徹底的に施設の見直しを図り、無駄の排除と耐震対策を進め、より使いやすい施設となるようにしなければなりません。アーラが館長がおっしゃる通り、真の「市民の家」となるよう議会としても監視と評価を行っていきます。衛館長の芸術選奨受賞まことにおめでとうございました。
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