ひまわりのたね通信

地方議会・議員に関する研究会

 今月、総務省から以下の目的で地方議会・議員に関する研究結果が公表されました。

 「地方議会議員については、住民の関心の低下やなり手不足の問題などが折に触れて指摘さ れているところ、本研究会では、純粋に学術的な見地にたち、地方議会議員の選挙制度とし て考えられる姿について議論を深めた。 本研究会の提言が、今後地方自治関係者をはじめ、国会や地方議会など、各方面での幅広 い検討に資することを願うものである。」

地方議会・議員の現状と課題
○人口減少社会において増大する合意形成が困難な課題について、民主的に合意形成を進 めていく上で、地方議会の役割は重要である。一方で、地方議会の議員数は減少傾向に あり、投票率も低下の一途であるなど、住民の関心の低さ、なり手不足は深刻な問題と なっている。
○そうした中で、住民の関心を喚起し、地方議会の存在感を高められるよう、次の観点か ら、「実効的な代表選択」を可能とする選挙制度について議論を深める必要がある。
・選択ができるだけ容易なこと。(投票容易性)
・政策についての実質的な比較考量ができること。(比較可能性)
・選挙結果についての納得性が高いこと。(納得性)
・有権者の投票参加意欲が高まること。(投票環境)

 詳細は、これから研究しますが、地方議会議員選挙における得票率の低さも大きな問題となっています。 前回の可児市議会議員選挙で当選した下位3人は、それぞれ629票、886票、900票で当時の投票総数34,290票のうち得票率は、それぞれ何と1.83%、2.58%、2.63%で、有権者76,907人で計算すると、0.8%、1.15%、1.17%となります。さすがにこれでいいのか?との疑問がでるのも理解できます。今回公表されたも内容を確認して自分なりに考察してみたいと思います。

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