ひまわりのたね通信

川崎市にて

 ローカルマニフェスト評価研究委員会で川崎市役所18階にて、午前から担当課のヒヤリングを行い、午後5時から福田川崎市長のヒヤリングを行いました。私の担当は「教育こそ日本一川崎」にかかわる諸事業と「母になるなら川崎市と言わせてみせる」にかかわる諸事業についてです。
 先ずは「母になるなら・・・・」は、そもそも川崎市男女共同参画条例に反しているのではないかという点を指摘、子育てを女性に押し付けているようにとられる。福嶋先生からも同様の指摘がありました。それに対して市長は「その通りですね。マニフェストを変更します」と返答されました。待機児童につては4月1日での待機児度ゼロに疑問を呈しました。急遽昨年10月1日時点での状況が報告され、保留児童数4,052人で前年対比368人増、待機児童数は100人で対前年比11人増とのことです。これって待機児童ゼロを宣言しているけど実態と違うのではないか。市民意識や実態と解離している。通年ゼロを目指すべきで、この状態でのゼロ宣言はおかしい。等々意見が出されました。2年前の検証委員会では高評価をつけていましたが、チェックが甘かったようです。詳細は後日報告しますが、中学校の学校給食を330億円かけてPFI方式で給食センターを3カ所開設し、そこでは炊飯も行うとのこと、食育やメニューの充実、災害時の対応を考えてのことで、一度現場視察をしてみたいと思いました。福田市長は人口減少時代に即した首都圏の政令市の役割について熱く語られていましたが、絶対的に人口が減少する時代に突入し、出生率を上げなければ地方の若い世代を吸い上げることになる。川崎はいいが周辺地域は疲弊する。との指摘もありました。若干、市長と職員の考えが解離し伝わっていないところがありました。これは直ぐにでも是正するべきです。とても勉強になった一日でした。

      

      

      

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP