ひまわりのたね通信

一年を振り帰って その2

 100年に一度の経済危機を経験した貴重な一年でしたが、昨年の今頃はそれほどの大きな問題だとは思っていませんでした。
 可児を代表するKYBでも、東工場の建設は予定通り行われることに変更はありませんでしたし、若干不景気の影がちらつく程度でしたが、9月になると一気に不況感が加速し、全ての業種で経営が悪化してしまいました。

 景気と言うのは徐々に下がるものだと思っていましたので、崖から突き落とされたような状況に絶句し、絶望感すら漂いましたが、ここへきて市内の企業もばたばたと倒れています。

 公共事業=悪、税金の無駄使い!安ければいい! などで、市内の企業が苦しんでいるのを身近に見て、これでほんとにいいのか?と疑問に思う事も多々ありました。

 緊急経済対策も苦しんでいる企業には焼石に水で、効果は薄かったようです。市内の大切な企業をどう守り育てるかは大切な事なのですが、有効な手立てがないのも事実です。本年は、建設経済委員会配属ですので、その点を大いに議論して行こうと思います。

 まだまだ必要なインフラ整備、可児市の将来を考えると名古屋方面へのバイパスが一本必要です。尾張パークウエィーを利用したバイパスの整備は出来ないものでしょうか?248号と41号線の間を抜き、春日井から大曾根を通る道路が一本出来れば、将来の発展に大きく寄与するに違いないと考えていますがいかがですか!

コメント

    • 禾 火等
    • 2009年 8月 12日

    名古屋方面とのアクセス改善は、今後の当地域を考える上で大変重要な要素だと思います。
    尾張パークウェイを活用する方法は面白いですね。ただ基本的な設計においてさすがに古さを感じるものがあるので、けっこう手を入れなくてはならないでしょう。
    いろんな人が言う事ですが、名古屋高速小牧線が塔野地あたりまで延長したらうれしいです。

    昨今の道路事情の混乱を見るにつけて、将来また鉄道による地域間物流が見直されるかも?とも思います。広見線のどこかに物流ターミナル、という方法はないでしょうか?

    • 川上ふみひろ
    • 2009年 8月 12日

    コメントありがとうございます。
    名古屋高速小牧線の延長は是非やってもらいたいですね!一宮線も完成して、地域に多大な経済効果をもたらしているようです。
    もう一本・・・+道路が是非ほしいところです。
    鉄道に関しては、名鉄をいかに存続させるかが一番の課題です。公共交通機関ではありますが、規制緩和により事業者の届出だけで、一年後に廃線出来る仕組みが出来上がっています。名鉄側としてもスイッチバックしなくてはいけない路線を廃線にしたいのは分かりますが、地方の切り捨てだけは
    止めてもらいたいですね!物流ターミナルは行政が真剣に考えれば可能なことですね。可児駅前の拠点施設に併設するのも一考かと思います。

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