ひまわりのたね通信

今日は昇ゼミでした!

 先回はJIAMでの研修で欠席したので2か月ぶりの昇ゼミでした。今日のテーマは、先日議員研修会で時間内に質問出来なかった職員の質問に対し、議員がどう答えるか、学生はどう思うかを発表し、先生がその答えと解説をする形になりました。

 今までの先生の講義の復習をする上で貴重な時間となりましたが、新しい発見もあり楽しい時間を過ごす事ができました。

 その内容の一部を紹介します。
・憲法の中身(本質は)は人権を守る事が目的であるため、その部分に関しては改憲の必要はないが、それを達成するための統治機構編に関しては改憲の必要があるが、現状の改正条項では(2/3以上の衆議院・参議院の賛成と国民の過半数の賛成により改憲できる)その可能性は極めて低いということです。
 新しい考え方としては、憲法を作った歴史(マッカーサー草案)は共同幻想の上で作られている。つまりフイクションのもとで作られ、どういう約束事を作ったら上手くいくかを考えて作るものが憲法ということでした。

 質問の中で、二重信託論では、全国マターと地域マターが2分できると言う前提で、自治体論が論じられていますが、そもそも両方のマターはきれいに2分されるものなのですか・・・・・・
 
 国家伝来説を支持する場合は中央集権国家を希望する場合が多いが、これは学問上の議論であり、国防・外交については中央マターですが、重ならない部分や重なった部分は整理すればいいと言う考え方を教わりました。

 最後に学生さんから、議会に決定権がないのであれば議会は要らないと言った耳の痛い意見もあり、昇教授から「市民に対してノーと言える議員になってほしい、当選はするけれど影響力のない政治家にはなってはいけません」と言われ、いろんな方の顔が思い浮かびました。

 事業仕分けのニュースで「事業仕分けで極秘マニュアル」財務省が仕分け人に対して、極秘の査定マニュアルを作成し配布し、各省庁に対する反論方法まで具体的に指南する内容になっていたようです。
 今朝のブログにも書きましたが、事業仕分けの本来の意味を考えてもらいたいですね。確かに色々な天下りに関する情報は明らかにされてはいますが、事業仕分けの意味合いとは大きく食い違います。

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