今年最後の昇ゼミで、地方分権改革と議会基本条例について、先日の講演に関する質疑事項に答ながら、それぞれが意見を発表しました。
中でも、行政側が描く市民像は、ヨーロッパ的(模範的な市民像)な市民像を理想としており、一部の市民の行動に頼っていて、誰でもが参加すると言う状態にはなっておらず、考え方自体が間違っているのではないか?
市民はもともとなまけるものである・・・・・と卒論のテーマにしている学生さんからの報告があり、もっともな調査結果だと思いました。
確かに立派な市民を想定して考えて作りすぎている現実もあると感じています。プロ市民だけが行う市民参画にならないよう、今後は手法を検討していかなければなりませんね!
議会が基本となり、理想とする間接民主主義を確立し、足らない部分を補完してもらうシステム作りをして行かなければなりません。
足らないところの方が多い議会では、議員は要らないことになります。
その後は、民主党政権をどう評価するか!について意見を交換し終了しましたが、学生さんたちの評価は相当低かったです。相当就職に苦労している現実を考えると仕方がない評価ですね!
今晩は15人で懇親会です!
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