可児市議会の議員研修会が開催されました。議長からの依頼を受けて講師選びをはじめ、福知山公立大学の杉岡秀紀准教授に今回の講師を依頼しました。杉岡先生は若干39歳ですが、その経歴は多彩で内閣官房行政改革推進特別本部事務局で安倍、福田、麻生政権で活躍され、同志社大学、京都府立大学講師などを経て福知山に移住されて5年になります。15の著書やNPO、数多の行政委員やアドバイザーに就任されています。先生とはちょっとした縁があり2度福知山市を訪問し、そのたびに数時間にわたり懇談をしました。偶然に明智光秀つながりもでき、今年7月には福地山公立大学でローカルマニフェスト推進連盟の研修会を開催する予定です。
「次の議会に必要なことは何か」~熟議型の民主主義のプラットホームとしての新しい議会とは~と題して講演をいただきました。「昨年もやったから今年もやる 昨年と同じでいい」「となりのまちと同じことをやればいい」ではなく「自治体がそれぞれ違っていい」「憲法8条の改正は必須だ」「国からの改革でうまくいった試しがない。合併しなかったまちは財政力が著しくあがった」「国の地方創生で東京一極集中が助長され、人口減少が止まらない 明らかな失敗である 地方創生は地方から始めるべき」「住民福祉の向上による魅力向上のステージへ議会から変わること」「住民自治が確立しないと団体自治は成り立たない 住民主権・住民参加・住民福祉の三位一体が必要不可欠」「住民参加の豊富化」「協働こそが新たな社会的連帯をうみだし、豊かで活力ある社会を創造する手段」「新し公共の確立こそが議会の役割」「関係人口を作る」等々ざっとキーワードをかき出しました。当日は可児市議会議員22人に加え近隣市町村から50人を超える議員が参加して活気があり実りある研修会になりました。
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