花いっぱい運動に参加し、NHKの日曜討論を見ながらの朝食をとりましたが、今日の日曜討論は実に分かり易い内容でした。
参加者は、外交評論家 岡本行夫さん、琉球大学教授 我部政明さん、法政大学教授 鈴木佑司さん、元防衛大学校教授 孫崎 享 さん、拓殖大学大学院教授 森本敏 さん、司会はNHK解説委員の島田さんでしたが、政治家が討論に加わっていないとこれほど分かり易く、また、考えさせられる討論が出来るのか!と感心しながらみていました。
鳩山総理も、このメンバーと一緒に勉強する時間を作れば良かったのに!とつくづく思いましたが、自分も政治家である事を自覚するいい機会になりました。
午後からは、2010年度地域づくりフォーラムシンポジウムに参加し、「地域主権時代の自治体議会の在り方」について、元栗山町議会議会事務局長の中尾修氏の講演を聞きました。
講演の詳細は後日雑感を含めて報告しますが、そこに参加していた議員の質問の中で、「議会が良くならないのは市民の責任もある」といった発言がありましたが、議会改革をまともにやっていない議員が、その言い訳と責任の転嫁を市民に向ける事は、あってはならない事だと思います。
可児市議会でもどうしようもない議員は確かにいますが、その前提として公選法で当選した議員なのですから、議会としてどう対処するか?が問題となります。
しかし、議会改革は議員や議会のために行うものでは無く、市民のために行うものです。なぜならば、議会が機能していないのを、ひた隠しにし4年間ただ飯を食む事に慣れきった議員が構成する議会に、改革は出来ません。
市民目線では、議会改革は当たり前の事なのですが、それをなんだかんだ言い訳する議員は信用するに値しない議員である事を理解してほしいなと思います。
とにかく議会改革はまったなしの状況です。それが出来ない議会であるならば、市民の信頼を得ることは困難だと思います。
政治家である以上、自分の生活より市民の生活を最優先に考える事が基本姿勢ではないのでしょうか?それが出来ないのであれば、政治家になるべきではありません。
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