ひまわりのたね通信

市立瀬田幼稚園の今後

 昨日の一般質問で分かった事は・・・・・・
?平成26年度までは存続している事
?教育委員会で今後も協議していくが当面は提案しない事
?新たな協議の場づくりは現段階で考えていない事
?今後は柔軟な態度で臨んで行く事
などが分かりました。

 今後は?の新たな協議の場づくりを目指して活動していく事になります。私の考えでは、保護者のみなさん、地元地域代表、学識経験者、一般公募委員などで構成された委員会等の設立を視野に入れ、可児市の幼児教育の在り方や将来へのビジョンについて方向性を出し、その上で瀬田幼をどう位置づけ、どのように運営していくかをしっかりと検討してもらう場づくりが急務です。

 下の図は、右側が幼稚園や保育園の廃止、統合または、民営化する場合の自治体が行う一般的な流れです(数ヶ所の自治体を調査したものに私案を足したものです) どこの自治体でもおよそ2〜3年、長いところでは5年ほどかけて議論し、慎重に事を進めているのが現状です。

 ところが左側は今回の可児市の進め方です。協議の場も無く、期間も異常に短いことが分かります。
 ましてや、「?」の部分は、教育長が教育委員会に、廃園を議案提出した「市立瀬田幼稚園について」は、その議案が差し戻され、今現在どうなっているかのか、どうのような扱いになっているのか不透明です。
 教育長は、昨日の答弁でも曖昧な答弁を繰り返すのみでした。
まったくもって理解しがたい状況です。議員の私が解らないのですから、皆さんにはさらにチンップンカンプンな事でしょう。
 今後もう少し整理して、明らかにして行きたいと思います。

   

 今後は同時に、園児の確保など諸問題を解決しながら地に足をつけて行動していかなければなりません。
 このポスターは、保護者の皆さんが手作りでこしらえた園児募集のポスターです。40枚ほど作り、自らが公民館やコンビニなどに頼み込んで掲示されています。
 本来なら行政が行わなければならない仕事なのではないでしょうか?少しでも園児を増やし、保育料を確保することや、素晴らしい教育を行っていると認めている瀬田幼へ、一人でも多くのこどもが就園するよう働きかける事は当たり前のことです。
 このあたりも要求して行きたいと思います。何はともあれ、皆さんのこれからの活動に期待しながら、一部の問題としてではなく、幼児教育について市全体で考えてもらえる機会を作っていく必要があると考えています。

   

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP