可児市議会は8月10日が任期満了のため、毎年この時期に新年度の人事が決定します。
そして、毎年この時期に人事に関してのゴタゴタが勃発し、心身ともに疲れ果てて新しい体制がスタートします。
そのゴタゴタの原因は最大会派にあります。毎年議長ポストをめぐり何でもありの争奪戦が繰り広げられます。そのポジションに固執する一部の議員のとても尋常とは思えない裏工作が勃発し、ほとんどの議員が「またか」と悲しい顔で無駄な時間を過ごしているのが現状です。
自民党や民主党内での主導権争いのようなものと思っていただければ分かり易いですね。
新しい正副議長は、前年度正副議長と同様に正々堂々とその職につかれました。その点だけは胸を張って宣言できます。
ただ、いつも最大会派のゴタゴタで他会派に迷惑をかけている事は事実ですので、素直に謝らなければいけませんね。
議長選挙についても、立候補し所信を述べる事が必須条件であり、立候補した議員の中から選出することが、申し合わせ事項としてあるにも係わらず2人の議員がそれを無視し投票しました。
地方自治法上問題はありませんが、自分たちで決めたルールを守れない議員が2人もいた事に、同じ議員として情けない気持ちでいっぱいです。
可児市議会の現状が垣間見れる一つの出来事となりました。
山田市長も議会で正式に退任の言葉を述べられました。後任の人選でも不協和音が聞こえてくる今日この頃です。
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