議会の中で何故委員会が必要か?単純で簡単なこの意味を理解している議員は多くはありません(特に可児市議会では)
その前に何故議会が必要なのか・・・・可児市に例えれば、10万人市民が集まって議論する場所も、方法も持っていません。効率よく議論するために代表者を選出し、市民の代弁者として議員を議会へ送るわけです。現代でも町村はでは、議会を置かずに住民総会(有権者の過半数の参加で成立)を議会に変える事が出来ます。・・・・・これがそもそも原点ですが。
議会は、議員全員が一堂に会して全ての議案を審議することが理想ですが、議員の数が多いと質疑だけで膨大な時間が必要になりますし、詳細な審議が困難になります。委員会制度はこのような欠陥を補完するために工夫されたものです。
よって委員会は、議会(議場)では議論できない細部にわたっての議員間の議論をするところであり、その議論は質の高いものであり、市民の意見を反映したものでなければなりません。
執行部のチック機能を果たす事は当たり前のことですが、それにも増して議員同士が執行部の情報を元に、市民サイドに立ち議論を進めていかなければなりません。
少数意見にもしっかりと耳を傾け、納得するまでの議論をする場所が委員会です。
今回は委員長になりましたので、本来の委員会機能を200%発揮できる委員会運営をして行きたいと思います。
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