ひまわりのたね通信

市議会議員30人中15人が次期改選で引退

 「現職議員の半数が、改選を迎え議員を引退した」・・・・これは、昨日の京丹後市の池田議長の講演の中で披露された京丹後市議会での実話です。

 京丹後市議会では、執行部から提出された提案(計画、政策、施策、事業等)に関し、政策等の水準を上げるため以下の事項の説明を求めています。

?政策等を必要とする背景
?提案に至るまでの経緯
?市民参加の実施の有無及びその内容
?京丹後市総合計画との整合性
?財源措置
?将来にわたる効果及び費用
以上の項目に対して、必ず質問することを前提としています。

 また、総合計画の計画部分や都市計画、社会福祉、医療、農林水産、商工業、交通、環境、男女共同参画など、市の政策、施策の基本的な方向を定める計画まで、議決事件の拡大を行っています。
 
 一般質問等で、特定の地域の利益誘導する質問などを行うと、「議事進行」となり、議長が発言の整理や修正を行うとのことです。可児市議会ではまだそこまでの会議規則の整理が進んでいませんので、目から鱗の話でした。
(議事進行とは→「議事の進め方について異論や要望、確認する点がある際に議長に対して発せされます。他の議会の例を見ますと、市長部局の答弁に食い違いがあったり、議員の発言が議会の品位を傷つけると受け取られた際に発せられることがあるようです」)

 議会改革が進み、議員の仕事量が増大し、その内容も広範囲で専門的知識が必要となると、当然ついて行けない議員が多く現れ、結果議員を引退することとなった議員が半数いた。ということだそうです。

 可児市議会も少しづつそこに近づきつつありますが、まだまだ道半ばです。今年夏の改選には、そこら辺りも気にかけながら議員を見てもらえればいいのではないでしょうか?

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