ひまわりのたね通信

議員研修会で元伊賀市議長安本氏の講演で感じたこと

 議会最終日の今日、補正予算等の議案が通過し9月議会が終了しました。
その後議会全員協議会で2つの議題に関して協議し、午後から議員研修会が行われました。議会全員協議会では、保育園の民営化、瀬田幼稚園の廃止に関する議題に対し、多くの意見が出され、この問題の奥深さを痛感しましたが、全員協議会は非公開と言う事で、内容に関しては詳細に述べられませんので、今後個別に集めた情報をアップして行きたいと思います。
 議会基本条例を制定しようと研修を進める議会で、非公開な部分が多くあることに矛盾を感じていますが、改革は焦ってはできませんので、ここはガマンです!

 

 伊賀市は市で初めて議会基本条例を制定した議会ですが、栗山町と比べると条例先行型で、地方自治を研究している学者からは失敗例としてあげられることが多いのも現実です。
 たった8ヶ月で条例を制定した理由や背景は、今日の話で理解はできましたが、やはり栗山町の条例を上書きしたところが多く、生きた条例になっているとは言い難いところがあるように見受けられました。
 
 伊賀市議会にとっては、条例を制定することが目的であり、その行動によって議会を活性化させる(どちらかと言うと反対派は議員にあらず的考え)ための一つのツールとして基本条例を位置づけ、その内容よりアクセサリー的な扱いになっているようにかんじました。
 その理由は、条例制定により会議規則等の見直しが必ず必要になってくるのですが、伊賀市では一切行われていなかったからです。ただ制定するだけでもその苦労はお察ししますが・・・・・

 

 基本条例は市民が、議会の活動を担保するために制定するためのものであり、決して議員の資質や倫理を正すものではないと私は考えています。
 その真贋を見抜け!と片山元鳥取県知事が述べられていましたが、今日の話は、私にとっては・・・・・・でしたが、講師の考えや意見には個人的に賛成する部分が多くあったのは事実ですが、あくまでも議員個人としての考え方のことであり、議会が制定する基本条例に関しては、真逆な考え方をしています。

 それにしても、元気のいい方(女性議員)でした!

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