ひまわりのたね通信

プロの目線でのまちづくり

 昨日は午後から可児市建設業協会の役員の皆さんとの懇談会と、夜には可児JCシニアクラブの総会があり、いろんな意見交換ができました。

 建設業協会役員さんとの懇談会は、昨年より始まり昨日で3回目を数え、今回は佐伯・天羽両議員とともに参加し、たっぷり2時間の懇談会で実のある意見交換ができました。
 現在協会は協同組合を組織し、現在19社(近く20社の予定)で活動して見えます。この業界は公共事業の激減により全国的に不況業種となり、可児市においても廃業や倒産が相次ぎ、協会でも四苦八苦してみえます。
 目に見えないところでの地域貢献活動も行っており、凍結時の塩素撒きや清掃活動、地震時の屋内施設の危険度チェックなど、協会を挙げてのそういった活動は市民にはあまり知られていませんね!

 懇談会では、「可児市の都市計画が分かりにくい」「予算根拠がはっきりしていない」「生活道路の安全確保や歩道の整備が遅れている」「電線の地中化を進めることはできないか」「市はボランティアやNPOの活動を把握しきれていない」など、多岐にわたる意見交換ができました。(もっと突っ込んだ意見も沢山ありました)
 
 今回の懇談会での感想ですが、市は道路、施設を含む公共事業を点で捉え、線や面で考える事がしっかり出来ていない現状があると感じました。
 また、各課の連携不足により(たとえば地球温暖化対策では、環境部はもとより観光や商工、建設関係との連携や何よりも総合政策課のリーダーシップが必要)的確な施策が行われていない現状が多々見られます。
 

 建設のプロである協会関係者の考える「まちづくり」や社会資本整備、都市計画について執行部はもっと意見交換をすべきではないでしょうか?
 現場で働く人の意見を取り入れることは、最も大切な事だと思いますし、今では市の職員が建設現場で汗を流す事はほぼありませんので、結局机上の空論なってしまっているのではないでしょうか?
 まちづくりを多角度から考える事の出来る組織作りが大切だと思います。
今後はこの会を名称を決め、2か月に一回ほどのペースで行う事を決め閉会となりました。

 また夜のJCシニアクラブでは、今年度理事長が「会員数24人という少ない人数に落胆しています」「メンバーの意識が上がってこないのが残念です」と言うような発言がありましたので、「君は24人のリーダーだと思ったら大間違いだ!可児市郡を代表する組織であるJCの理事長は、この地域に住む20代30代2万人の代表だと自覚して行動しなさい。そうすれば会員の意識も上がるしメンバーも自然に増えるから」とアドバイスしました。「鳩山総理のようなリーダーにだけはなっていけませんよ」と分かり易く話をまとめました。

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