ひまわりのたね通信

小中学生に一人1台タブレット購入

「1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」であり、特別なこと ではありません。これまでの我が国の 150 年に及ぶ教育実践の蓄積の上に、最先端の ICT 教 育を取り入れ、これまでの実践と ICT とのベストミックスを図っていくことにより、これからの学校教 育は劇的に変わります」

昨年12月の文部科学大臣コメントの一部です。今定例会の補正予算にて、小中学生に一人1台タブレット購入する補正予算が提出されました。ICTを利用した学校教育については2年ほど前からソサエティー5.0を見据えて幾度どなく質問をしてきましたが、なかなか進みませんでした。中には「そんなの必要ない」と明言する方も少なくありませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で学校が長期にわたり臨時休校となり、既にICT教育が進んでいる自治体や私学ではオンライン授業や家庭学習の支援に関し、ICTは大いに役立ったとの報告があります。つまり、ICTが整備されているか否かにより教育環境に大きな差が出ているのが現実です。先般の一般質問で教育長からオンライン授業について後ろ向きな発言があり、その後もICTを用いた教育とオンライン授業は別物といった発言がありましたが、コロナ関連対策補正予算であること。コロナの第2・3波の襲来に備えてオンライン授業などの準備が必須であることから、その発言に大きな疑問がありましたが、予算員会でそのニュアンスを変えてきたので納得はしていませんが、しばらく様子を見ることとしました。withコロナ向けて社会も大きく転換しようとしている時に教育が社会から遅れていては子供たちが可哀そうです。しかりとした信念を持ってICTに取り組んでもらいたいものです。3月の予算に組み入れる必要があったものです。予算修正には至りませんでしたが、委員会でもICTについて積極的に対応するよう多数の意見がでていました。また、昨年の決算認定では以下のように議会から提言が出されています。

6.小中学校のICT整備について  全国的に学校のICT化が進められている。本市においても遅れることなく、まずは 大型モニターの設置や小型端末(タブレット)の購入、また情報通信ネットワークの構 築を行い、その後も計画的な推進を適切に図ること。

 

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