広報かに10月1日号に、平成20年度の市の財政状況が公表されました。結論から言うと、おおむね良好となりますが、21年・22年と年々歳入が減り、その上社会保障費がアップします。また、経常支出が増加し経常収支比率が高くなる傾向ですので、注意が必要です。
決算は12月議会での認定議決案件ですが(来年度より9月議会)概要や財政指標に関しての早い段階での公表は好感が持てますし、給与等の公表も毎年広報を通じて行われていることは認めます。
欲を言えばもう少し分かり易く(読みやすく)してもらいたいと思います
一方、日経パソコンのe都市ランキング(自治体の情報化進展度についてアンケートに答えた1361自治体)2009年で226位(県内5位)で上位に位置されていますが、2004年は24位、05年は25位、06年は59位、07年は115位、08年は195位と年々順位を下げており、この辺の理由も探る必要があります。
今後一層の行財政改革が必要となりますが、行政改革大綱に沿った改革がスムーズに進捗していないのも事実であり、今後の事業の総点検や見直し、事業仕分けなどでの点検作業を積極的に進めてもらいたいと思います。
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