ひまわりのたね通信

平成22年度予算編成の動向は?

 国の予算編成も大枠がきまりました。初めての与党になった民主党は、休む間もなく年末を迎えるようです。一方野党自民党は、暇な12月になったのではないでしょうか?
 こんな大切な時期に600人で中国へ行く余裕がある民主党はすごいのか、ノー天気なのかは不明ですが、胡錦涛国家主席と次から次へと握手するさまは国会議員としての自覚があるのか考えさせられました。

 平成22年度の可児市の予算編成は、現在市長による査定の時期だと思いますが、野党自民党と同じで、議員には何の権限もありません。せいぜい要望書を提出し(自治会要望レベルです)よろしくお願いしますm(__)mで終わりです。
 庁内では、8月ぐらいから予算に関して各課で取りまとめが始まっていますが、その情報はほとんど入って来ませんし、その時期には前年度決算すら上がって来ません(12月議会で審議)決算シート(カード)は出来ていますが
これが現状です。
 議会にとっては予算の審議が大きな仕事ですが、その作成過程に関しては蚊帳の外です。
 3月議会で上がってきた予算を審議して終わりです。

 今後の課題として、議会が予算編成にどれぐらい係われるかと言う事と、国でもそうですが、その透明性を高め市民の要望にどう答えるかが大切です
 民間は利益を追求し事業を拡大して行きますが、行政はその努力は要りません。あるお金をどう有効に使うか、また最小のコストで最大のサービスが出来るよう努力しなければなりません。
 来年度は可児市においても20%ほど収入が減少するようです。そうなれば徹底した歳出削減しか方法はありません。その削減する項目も民意の上に成り立つものだと思います。
 議会がどう係わるか?大きな課題ではありますが、積極的に取り組まなければいけません。それをしない議会なら可児市に議会は必要ないでしょう!

 先日ある方から「川上君、可児市の議会は18人ぐらいでいいのじゃないか?」と聞かれましたので「今の議会なら12人ぐらいで十分ですよ、6人の委員会二つあれば十分です。登庁記録をとったら驚きますよ」と返事をしておきました。議員の仕事と私事の区別が出来ない議会では市民の信任を得ることは難しいでしょう!

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