ひまわりのたね通信

9月議会が終わりました

私にとっては後味の悪い9月議会となりました。全般的に議会ルールが崩れ始めた感は否めません。自治連合会から議会の自主解散の要望書(定数2減、報酬再検討等)が提出されました。自主解散し市長選挙と同日選挙は最大会派「誠颯会」の選挙公約でもあるため、今年3月に「自主解散案を提案するのであれば9月議会の日程調整をする必要があるので、その意思を明確にしてほしい」と議会運営委員会でお願いしたところ、当時誠颯会の澤野会長から自主解散議案を提出する旨の発言がありました。それを受けて選管や総務部、議会事務局と協議を重ね今議会の日程が決定しました。台風の襲来により日程が延長となりましたが、その動向に注視していたところ会派長から「副議長が自主解散案を提出するそうなので賛成者の署名を頼まれました」と報告があり私も協力に同意したとろ、本会議間近になって提出を見送るとの情報が流れてきました。会派長に聞いたところでは「議案を提出したら副議長の不信任案を提出する」との話があったそうです。会派長が一晩考え本会議当日に朝に議案提出を決断し、副議長も賛成署名をしてくれるということで私も署名しましたが、結果、本会議直前に何らかの力が働き署名はもらえなかったようです。それでも、議案の提出に動いてくれた副議長には感謝しています。

議案の提案説明が少し分かりづらい部分は確かにあったと思いますが、その質疑の内容、方法とも私の経験のなかでは見たことも聞いたこともないほど酷い内容のものでした。「バカみたいな・・・」「議員辞職しなさい・・・・」等々、提案説明に対する質疑と思えない質疑の連続に唖然としました。結果は賛成6反対16でしたが、結果より議論の内容に落胆しました。

本来、統一地方選挙の市町村選挙では首長と議会議員選挙は同日に行われています。何らかの原因で選挙日程がずれ込んでいくわけですが、「選挙経費」「投票率」「選挙立会人の確保」「市長選、県議選、市議会議員選挙と10か月で3回の選挙」等々、気候的な事を理由にするのは論点がずれてしまいますが、様々問題を解決するために一度同日選挙にチャレンジするという考えは間違ってはいないと思います。おとなりの御嵩町も90日ルールで同日選挙を行っています。この場合首長不在期間が1ヶ月ほどできるため少し問題があると思うので、御嵩町の場合も議会の自主解散は有効だと考えます。議員はそれぞれいろんな考えがあるので強制はできませんが、今回の件はとても残念でした。動画が配信されたら是非視聴してください。

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